パンデイロ狂時代

25~6年前、僕の頭の中はラテン音楽というのはみんなごちゃ混ぜでした。
サンバもサルサもよく知らなかったですね。
今ほど情報がなくてね。
中学生の頃は「チャカポコした音楽が好きだなぁ」なんて漠然と思ってました。
サンタナの「ブラックマジックウーマン」
ローリングストーンズの「悪魔を憐れむ歌」
は強烈な印象を残してます。
今でも好きです。
高校生のとき「ラテンパーカッションジャズアンサンブル」を見ました。
「ラテン音楽」を初めてナマで体験しました。
080403_0120~0001.jpg
21歳のときだったかなぁ
武蔵野美術大学のサンバクラブにいれてもらったんです。
バツカーダ(打楽器合奏)をやったとき「あ~これだっ!」って。
…サッカーの釜本邦茂さんの名言で「ゴールは決めた者にしかわからない快感がある」というのがあります。
僕の場合、背中に電気が走るような感覚があったんです…
ヘピーキ(小太鼓の一種)の合図で打楽器全体がドワーっと入ってくる瞬間、背中に電気が走ったんです。
「うわ~ゴールのときとそっくりだぁ」って。
やっと出会ったんです。
嬉しかったですね。
あの頃クララ・ヌネスの「愛するポルテーラ」
ベッチ・カルヴァーリョの「フェジョンの袋」
なんかを繰り返し聴いてましたねぇ。
懐かしいなぁ~

小澤敏也(おざわとしや)

ブラジル音楽を母体に独自の音楽をアグレッシブに表現する、造形派パーカッショニスト。  パンデイロはマルコス・スザーノ氏に師事。同氏より高い評価を得ている。  様々なジャンルのアーティスト(増田恵子、高野寛、オリジナルラヴ、川本真琴、本田竹広など)と共演、レコーディングに参加。 現在は「pps」「KING」にて先進的パンデイロ奏者として活躍。劇団四季のミュージカル「ライオンキング」にパーカッショニストとして出演中。


戻る過去の記事一覧へ