ブラジル自然ノート

ブラジル自然ノートの嶋村朋子です。
とうとうクリスマスが近づいてきましたね!
今回はブラジルのクリスマスについてです。
ブラジルと日本の違い、、、南半球は夏まっさかり!

青い空に、黄色いイッペやオレンジ色アフリカンチューリップの花が咲くなか、街にはさまざまな格好のパパイ・ノエル(サンタクロース)が出現します。

銀行に。
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本物の雪をみたことがないブラジル人もいますが、ここでは雪の装飾がなされたツリーに囲まれて、オーソドックスな白髭のパパイ・ノエルが。

パン屋さんに。
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市場に。
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色黒で半袖。
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このパパイ・ノエルはCaixinhadeNatal(クリスマスのチップ)を要求します。堂々と、当然のように。
パン屋のサンタ、市場のサンタへチップをあげましょう。

ガソリンスタンドに。
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公園に。
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ランニング姿のパパイ・ノエル。彼、実はキリストですって。

ブラジルでは、クリスマス当日だけでなくパーティーを何回も開くんです。
そのたびにクリスマスプレゼントを、シークレットアミーゴ(誰にプレゼントが行くかわからないくじ引き制)で交換し合います。

家族(離婚した場合には母、父)、親戚(母方、父方)、職場の人々、学生の頃の友達、クラブの友達、さまざまなグループのパーティーへ、家族かカップルで参加します。子供も、生まれたての赤ちゃんさえも集います。
場所はたいがい誰かの家で、その際に新居や少し郊外の別荘をお披露目したり。

私は外国人なので蚊帳の外ですが、ブラジルで恋人がいない場合、ちょっと居心地が悪いのかもしれないなあ。
だって日本のように女友達同士とか二人きりのこそこそロマンチックデート、、、なんて聞かない。

こういう機会は、彼氏(または彼女)がただのデートの相手なのかオフィシャルな恋人なのか、どういう付き合いなのかはっきりさせ、公式の恋人ならば皆の前で世話をしてみせて自分は優しい恋人である証明?みたいなものをし合う舞台のようなんです。
普段は台所に立たない男が、彼女にターキーを切り分けたり。
パパイ・ノエルだって、ママイ・ノエル(奥さん)がいるんですよ!

こちらでは、パパイ・ノエルとママイ・ノエルが仲睦まじくプレゼントを配っている様子がみられます。
ブラジルでクリスマスパーティーは日本よりずっと社会的な催しなのかも。

では皆さん、Feliznatal!?

嶋村朋子

ブラジルの動物・植物、そこから生まれる先住民の工芸が好き。
世界中の先住民の工芸を集め、写真を撮り、執筆活動をしています。
著書 アルナルド・ニスキエル著『悲しい物語』(国際語学社)田所清克共訳
ブラジル先住民ヤノマミ族に実際に起きた事件の絵本を翻訳しました。
MINT(株)


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