伊藤ゴローのボサノヴァの時間

こんにちは、伊藤ゴローです。
前回の更新からちょっと時間が経ってしまいました。
今日はピアノと口笛について。
naomi & goroのニューアルバム「Bossa Nova Songbook 1」。
いよいよ今月末発売です が、今回はそのアルバムついてお話します。
まずはアルバム一曲目の「三月の水」。この曲については何度も書いたり話したりしてますが、
今日はピアノと口笛についてお話ししたいと思います。
ニューアルバムの1曲目、イントロ5秒あたりで聞こえるやつです(買った方しか聴けないかな?
アマゾンでも試聴できるようです)。

この「ピッピッ」という音はピアノと口笛でユニゾンしてるのですが、これが結構むずかしいんです。
ピアノは教授、口笛は後から僕がダビングしたのですが、音が高いんです、ドのダブルシャープと
レのシャープの2音だけなのですが、「ピッピッ」ときれいに出ないんです。もともと口笛はうまくないのですが、
一度は三月の水の「ピッピッ」をレコーディングしたいと思っていたので意地になって何度もテイクを重ねて
やっと録れました。

ピアノと口笛がユニンゾンすると何ともいえないサウンドになるんですよ。
ジョビンは自身の作品でもピアノと口笛をよく使っているのですが、例えばアルバム『stone flower』のChildren's Gamesは、ピアノと口笛でメロディをとっていて、印象に残るものになっています。
誰が発明したんでしょうか、もしかしたらジョビンが考えたものかもしれませんね。


口笛といえばトゥーツ・シールマンスというジャズ・ハーモニカ奏者がいますが
、彼はギタリストでもあって口笛とギターのユニゾンというスタイルで名曲を沢山作っています。

トゥーツ・シールマンスもエリス・レジーナと一緒にボサノヴァアルバムを作ったり、
・ブラジル・プロジェクト』というブラジルのアーティストとのセッションアルバム
を出しているので、聴いたことのない方はぜひ聴いてみましょう。

次回もBossa Nova Songbook 1からお話したいと思っています。




★このブログ中で紹介されたアーティストのCDを↓からCheck!



  • 《The Brasil Project》
    "Toots Thielemans"


  • 《Aquarela Do Brasil》
    "Toots Thielemans
      and Elis Regina"


  • 《Jobim》
    "Antonio Carlos Jobim"


  • 《Stone Flower》
    "Antonio Carlos Jobim"

 



伊藤ゴロー

日本では数少ないジョアン・ジルベルト・スタイルのボサノヴァギターの達人。作曲、編曲家、ギタリスト、プロデューサーでもあり、07年末にリリースされた、原田知世さんの25周年記念アルバム「music & me」もプロデュース作品。 ソロユニットMOOSE HILLとしても活動していますが、今年は5月28日に、布施尚美とのボ サノヴァ・デュオnaomi & goroでニューアル バム「Bossa Nova Songbook 1」をリリース。ピアノで坂本龍一さんも参加!


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